イチロー、オリジナルTシャツでキャンプ地入り 2時間の自主トレで調整
あす17日(日本時間18日)にメジャー17年目のキャンプインを迎えるマーリンズのイチロー外野手(43)が16日(同17日)、フロリダ州ジュピターにある球団のキャンプ施設に到着し、キャッチボールや室内打撃など、約2時間の自主トレで調整した。
すっかりキャンプ地の恒例となったイチローのオリジナルTシャツ。この日午後3時、施設に現れたイチローが着用していた白地のシャツには、自身がイメージキャラクターを務める「ユンケル」を製造する佐藤製薬のマスコットキャラクター、サトちゃんが描かれていた。
帽子のデザインはマーリンズの「M」、スパイクは自身が愛用するワールドウィングエンタープライズ社のビモロ・シューズというこだわりぶり。剛速球を投げる様子は迫力満点の逸品だった。
フィールドではウォームアップの後にキャッチボール。いつものように徐々に距離を伸ばしていき、強い風が吹く中、約90メートルの遠投を披露した。室内打撃ケージではトスで35スイング、フリーで59スイング。力強い打球を連発した。練習の合間にはチームメートのディートリックからあいさつを受け、談笑する場面もあった。
キャッチボールの後、そして、打撃練習の後には、敷地内の空き地を利用して設置されたコンテナ型ジムにこもった。初動負荷理論に基づいて開発されたトレーニングマシーンを使い、肉体の鍛練に余念がなかった。