マー君33球 昨年より早い仕上がりに「これが普通なのかな」
「ヤンキース春季キャンプ」(16日、タンパ)
ヤンキース・田中将大投手(28)が16日(日本時間17日)、キャンプ2日目に初めて投球練習を行って33球、全球種を投げた。右肘の手術明けだった昨年より早い仕上がりにも「僕自身の感覚としては、これが普通なのかなと思う」。淡々とした口ぶりに順調さをうかがわせた。
ノーワインドアップから始め、徐々に腕の振りを鋭くしながらセットポジションへ。制球の乱れに顔をしかめる場面もあったが、プレートから左足の踏み込みが大きく「意識していないけど(実戦に近い位置に)いっているんじゃないですか」と手応えを口にした。
ロスチャイルド投手コーチも「投手陣の誰よりも心配していない」。次回は打者を立たせた投球練習に移る可能性もあり、田中は「仮にそうなったとしても問題なく投げられると思う」と言い切った。