イチVS田沢 合計5球で2ファウル…勝敗つかず
「マーリンズ春季キャンプ」(19日、ジュピター)
マーリンズ・イチロー外野手(43)が新加入の田沢純一投手(30)とフリー打撃で“対戦”した。双方の感覚を取り戻すための練習は計5球。イチローは田沢の3球目と5球目を打って出たが、いずれもファウルで“勝敗”はつかず。4打席目で開幕投手候補のボルケスからは中前打を放った。
昨季まで4年連続50試合以上登板の田沢について「毎日投げてる。そんなイメージですかね」とイチロー。「使う側は便利だよね。いつだって文句言わずに行ってくれそう。雰囲気がいい」と好印象を口にした。
それを伝え聞いた田沢は「光栄なこと。それができるようにしっかり準備しないと」と恐縮。対戦内容には「あんまり意識してなかったけど、そのせいかストライクが入ってなかった。そこは修正しないといけない」と苦笑いで反省していた。
主砲スタントンにはカーブを左中間へ特大の一発。「ストライクを取るように言われていたので、それができてよかった」と悲観することはなかった。