元阪神・呉昇桓 藤浪との再会&対戦を熱望!WBC韓国代表でも守護神濃厚
阪神の抑えとして活躍したカージナルスの呉昇桓投手(34)が20日、韓国代表で出場するWBCへの思いを吐露した。侍ジャパンに初選出された元同僚の阪神・藤浪晋太郎投手(22)との再会と対戦を熱望した。
4大会連続で出場する世界最強国決定戦。韓国の守護神を務める可能性が高い呉昇桓が楽しみにしているのは、藤浪との再会だ。
1次リーグは韓国がA組、日本がB組に属するため、両国が激突するのは2次リーグ。藤浪にとっては初のWBCだが、「素晴らしい投手であることを知っているので、助言とか、僕から言うことは特にないですね。フィールドで会ったらぜひ話をしたい」と言って顔をほころばせた。
侍ジャパンの印象は「常に準備が整っている。いい野球をするし、野球をよく理解している」。過去の激戦を思い起こしながら「僕たちにとって大きなライバル。簡単な試合なんて一度もしたことがない」と言った。
前回大会で韓国は1次ラウンド敗退の屈辱。日本との対戦は実現しなかった。「あの大会から多くのことを学んだ。チームは強くなって戻ってきたと思う」。今大会への意気込みは相当だ。
阪神の抑えとして14、15年にセーブ王。退団後も常に古巣の動向をネットで確認している。昨年12月には来日し、安藤や福原2軍育成コーチらと食事。今も強い絆で結ばれている。2次リーグの舞台は東京。メジャーの守護神として進化した姿を見せつける。