イチロー「やっぱり腰だね」2日連続別メニューで調整
「マーリンズ春季キャンプ」(23日、ジュピター)
21日の守備練習中に同僚と交錯し、右脚と腰を負傷したマーリンズのイチロー外野手(43)は前日に続いて全体練習には参加せず、別メニューで調整した。
前日は右脚をやや引きずるようにして歩いていたイチローだったが、この日は足の運びもスムーズ。右膝上部外側にできていた直径約3センチ大の腫れも引きつつあり、屈伸しながら「だいぶ可動域が出てきた。もうこっちは(完治が)見えてきた」と話した。
この日も電気治療を受けたほか、初動負荷マシンが設置されているコンテナ型ジムにこもって筋力トレーニングを行った。負傷直後から不安視していた腰に関しては依然として慎重な姿勢を崩さず。「やっぱり腰(が心配)だね」。その表情は深刻ではなかったが、具体的な復帰時期を明言することはなかった。