岩隈2回3安打1失点 OP戦初登板は「まずまず」
「オープン戦、レンジャーズ8-2マリナーズ」(3日、サプライズ)
マリナーズ・岩隈久志投手(35)のオープン戦初登板は、2回を3安打1失点だった。制球に苦しむ場面があっても、今季がメジャー6年目となるだけに「まずまずだった」と言った。
一回、先頭のゴメスに甘く入った初球を左翼線へ運ばれて二塁打とされる。その後、失策も絡んで先制を許しただけに、不用意な1球となった。「(試合前の)ブルペンがあまりにもひどすぎて、打者とうまく対戦するより、ストライクを取りたい感覚に陥った」と反省する。
一回に16球中6球あったボール球が、二回は10球中1球。制球難から立ち直り、ストライク先行の投球につなげた。修正能力の高さを示し、4月で36歳になるベテランは「どれくらいの力とタイミングでストライクが取れるか確認できた」と初の実戦でつかんだ収穫を口にした。