「練習試合、パドレス６－５ダイヤモンドバックス」（４日、ピオリア）

　メジャー昇格を狙うダイヤモンドバックスとマイナー契約の中後悠平投手（２７）にとって、オープン戦３度目の登板はパドレスが相手だった。１回を三者凡退、２三振を奪う好投で首脳陣に大きくアピールした。

　先頭から３球三振を奪うと「あそこでリズムがつかめた」と波に乗る。どちらも左打ちの続く２人は見逃し三振、遊飛と寄せ付けず１２球でゼロに抑えた。

　前回は制球を乱し、２四球を与えて１回を１安打１失点。翌日にビデオを見て小手先の投球だったことに気付いたという。この２日間は腕を振ることだけを意識。好結果につなげ「こういう投球ができれば、抑えることができる」と胸を張った。ロブロ監督は「ユウヘイ（中後）は最高の投球をしてくれた。まさにわれわれが求めていた内容だった」と褒めちぎった。