イチロー、OP戦初長打 左翼では好捕「ゲームで捕る方が練習に」
「オープン戦、マーリンズ1-2アストロズ」(21日、ジュピター)
オープン戦10試合目で初の長打が出た。マーリンズのイチローが五回2死一塁、鋭いライナーで右翼線二塁打を放った。
キャンプ序盤の守備練習中に同僚と交錯するアクシデントに見舞われた。ルーティンの専用マシンによるトレーニングは基本的に1日2回とした。全体練習前、さらに試合がある時でも出番を終えると再び取り組む。イチローならではのしなやかな動きを維持するトレーニングを例年より重視し、入念に繰り返しているように映る。
この日は左翼守備で好捕を見せた。四回に強い日差しで見失いそうな打球を、太陽に重ならないよう倒れ込みながらキャッチし「練習で100回捕るより、ゲームで1回捕る方が練習になる」と言う。攻守とも負傷による影響は感じられず、開幕へ調整を進めた。