仰天!メジャー有望選手がSNSで薬物使用動画を投稿 米紙報じる
米大リーグ、レッズ傘下の有望マイナー投手が、薬物規定違反による出場停止処分を受ける前に、SNSで自ら薬物を使用している動画を投稿していたことが分かったと6日(日本時間7日)、地元紙のシンシナティ・エンクワイア(電子版)が伝えた。
同紙によると、前代未聞の問題行動を起こしたのは、レッズ傘下のルーキーリーグでプレーしていたイアン・カハロア投手(19)。15年ドラフトで5巡目で指名され、プロスペクトとして期待されている選手だが、4日に2度目の薬物規定違反で大リーグ機構から50試合の出場停止処分を受けたばかりだった。理由はパフォーマンス向上を目的とした禁止薬物の使用ではなく、「快楽のための薬物の使用」「薬物乱用」だった。
それだけでも球団にとっては頭痛のタネだが、処分を受ける前の3月中旬にSNSでドラッグを服用する様子を動画で公開。4つの動画はいずれも第三者のスマートフォンによって撮影されたもので、同投手がアカウントをもつスナップチャットに投稿されている。動画の1つには、ストロー状に巻いた1ドル札でコカインのようなものを吸引する人物が映っており、場面が切り替わった瞬間、球団のロゴが入ったシャツを着て、炭酸飲料を飲む同投手と思われる人物がいたという。別の動画には大量のマリファナやコカインも映っていたという。
カハロアの代理人は動画の中の人物が同投手かどうかについては確認できないとしているが、球団の選手育成部門のディレクターは「われわれが把握している限り、答えはイエスだ」とコメント。同代理人によると、現在、同投手は薬物依存症治療プログラムを受けているという。