青木が移籍1号 限られた出番でキッチリ結果
「アスレチックス2-7アストロズ」(14日、オークランド)
大技、小技で青木がアストロズを勝利に導いた。1点を追う五回、グレーブマンの速球を完璧に捉えて右翼へ。「打ってベースを一周するのも格別な気分だし、ベンチに帰ってきてハイタッチするのもうれしい」と今季初本塁打初打点に声を弾ませた。
同点の六回2死二、三塁では二塁へのゴロを俊足で内野安打とし、しぶとく勝ち越し点をもたらした。日米通算2000安打にあと28とし「こうやって直接的に貢献できる感があるとうれしいし、こういう日がたくさんあるといいなと思う」と実感を込めた。
チームの外野陣は競争が激しく、青木は対右腕で起用され、打順も9番。それでも、限られた出番でアピールを続け「毎日、自分を見つめ直して状態を確認して臨んでいる。結局は自分次第」と自負をのぞかせた。