マー君、7回1失点2勝目 ダルビッシュと並んで日米140勝
「ヤンキース9-1ホワイトソックス」(19日、ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手(28)が先発し、7回を6安打1失点、6三振2四球で2勝目を挙げた。今季初の中4日で2連勝。プレーボール時の8度にも満たない気温や小雨という悪条件下で、今季最長のイニングを最少失点に切り抜けた。
「徐々にタイミングを合わせて投げられるようになってからは、いい感じでアウトを取れた」
スプリットが効果的だった。一回は1、2番をフルカウントとしながらも最後はいずれも最大の武器の変化球で空振り三振に。その後もストライクゾーンの低めから鋭く変化させて空振り、凡打でピンチをしのいだ。
これがダルビッシュ(レンジャーズ)に並ぶ日米通算140勝目。「1点でも少なく抑えることがチームの勝利につながる」とエースの自覚を込めた。