マー君、4失点も4連勝に安ど「勝って反省できるのが救い」
「ヤンキース11-5ブルージェイズ」(2日、ニューヨーク)
味方の援護もあり、七回途中4失点で自身の連勝を4に伸ばした。ヤンキース・田中将大投手(28)は中盤以降に失点したものの、序盤の好投で最低限の役目を果たした。ヤンキースを地区首位タイに導き「チームの勝利が最優先。勝って反省できるのが救い」と安堵(あんど)感を漂わせた。
一回のピンチをしのいで勢いに乗った。無死二塁から中飛、空振り三振で2死を取ると、4番の打席でスタートを切った二走を冷静に三塁へ送球して刺した。しかし、ピアースに2打席連続のソロを許すなどした七回途中に降板。「めりはりがなかったと思う」と反省した。
完封した前回登板から中4日での白星。「(周囲から見て)好調ですか?自分ではそう思っていないので」との自己評価でさらに上を見据えていた。