マー君両リーグトップ5勝目 7回を4失点「結果より内容あった」
「レッズ4-10ヤンキース」(8日、シンシナティ)
白星数で両リーグトップに並んだ。ヤンキースの田中将大投手(28)は7回4失点で5勝目を挙げ、チームを6連勝に導いた。1年目以来の5試合連続勝利に「援護ももらえているので、しっかり試合を作れれば、おのずと勝ちは手繰り寄せられるという思いではいる」と充実感に浸った。
再三のピンチで踏ん張った。4-1で迎えた四回無死満塁は二飛と遊ゴロ併殺打。相手が積極的に振ってくるのを逆手に取り、速い変化球で芯を外して3つの併殺打を奪った。
七回に2ランを浴びたものの、最後は4番打者を空振り三振に仕留め、今季最多の112球を投げ切った。
「しっかり粘って投げられた。4失点という結果よりは内容はあったのでは」と話す表情も明るかった。