マー君、メジャー自己最多8失点KO 2回途中4本塁打浴びる
「ヤンキース7-10アストロズ」(14日、ニューヨーク)
ヤンキースの田中はアストロズとのダブルヘッダー第2試合に先発し、自己最短に並ぶ1回2/3、4本塁打を含む7安打でメジャー自己最多8失点でKOされた。「相手に完全に上回られた。ただそれだけ」とぶぜんたる表情だった。
初回、先頭から2者連続被弾。さらに2死一、三塁からは元DeNAのグリエルへの死球で満塁とし、続く8番ブレグマンには初球の甘いスプリットを左翼席に運ばれ、初となる満塁弾を許した。捕手サンチェスは「変化球にいつもの切れがなかった」と分析した。
本拠地では昨年6月から9連勝中だった。加えて試合前はジーター氏の永久欠番の記念式典が催され、場内は約4万8000人の熱気に包まれていた。「そういう試合でああいう投球になってしまった。残念」と悔しさをにじませた。