黒田氏、イチローらに引退“生報告” 元同僚カーショーとキャッチボールも披露
広島、ドジャース、ヤンキースで活躍し、昨季限りで引退した黒田博樹氏(42)が18日(日本時間19日)、ドジャースタジアムを訪れ、ドジャースと対戦したマーリンズのイチロー外野手(43)らに引退を報告した。
プライベートで同所を訪れたという黒田氏は「イチローさんが(ロサンゼルスに)来られるということで、(ドジャースの)マエケンやカーショーにも引退のことを直接話していなかったので、この機会にあいさつしようと思って来ました」と説明。ヤンキース時代の同僚で、日本球界復帰後はテキストでやり取りをしているイチローと試合前のフィールドで握手を交わし、引退を生報告。約3分間、笑顔を交えて話した。
ドジャース時代のキャッチボールのパートナーでもあった親友のカーショーにもあいさつ。ドジャースの三塁側ベンチ前ではキャッチボールも披露した。元相棒からの誘いでボールを投げた同氏は「昨日(ジャイアンツ戦)、投げていたのにかえって悪かった」としきりに恐縮していた。
ドジャース時代の自身の背番号「18」を受け継ぎ、現在は左もも裏の違和感で故障リスト入りしている前田を激励したほか、肋軟骨炎症で戦線離脱中のマーリンズ・田沢には「無理しないように」と気遣った。