イチローが今季初適時打「1本出すのは難しい」 メジャー通算1400得点も
「アスレチックス9-11マーリンズ」(23日、オークランド)
今季初の適時打は1-0の二回だ。2死二、三塁の好機に、マーリンズ・イチローが高めに浮いたチェンジアップを右前へ運び2打点。後続の三塁打でメジャー通算1400得点も記録した。
10戦11打席ぶり(1四球含む)の快音でメジャー通算3039安打。この日は全5打席で得点圏に走者を置いたが、2本目が出なかった。「1本出て(気持ちは)全然違うし1本出すのは難しい」。心の内を言葉にした。
15試合ぶりの先発出場。「やっぱり体力がなくなってますね」。最近14試合は出番なし2試合、代打10試合、守備2試合。試合のない休日や試合の合間も体力向上に努めているが、「ゲームの体力とは違う」と話す。
中堅イエリチが右股関節痛で途中交代。イチローの出番が増える可能性が出てきた。