イチロー、6戦ぶり先発で1安打 チームは今季初4連勝
「マーリンズ10-2フィリーズ」(31日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(43)は「8番・右翼」で出場し、3打数1安打1四球、1得点だった。打率は・176(68打数12安打)。6試合ぶりの先発で1安打を記録し、メジャー通算3042安打とした。チームは今季初の4連勝で借金を9に減らした。
左太もも裏の違和感のために休養を与えられた主砲スタントンに代わって、24日のアスレチックス戦以来6試合ぶりにスタメンで出場したイチロー。3-0の二回1死走者なしの第1打席は、過去の対戦成績4打数無安打の右腕、ノラに投ゴロ。1ストライクから外角低めの132キロチェンジアップを打って出たが、バットの先でとらえた打球は投手正面へのワンバウンドだった。
4点リードの四回無死一塁の打席は右前打。初対戦の右腕、ピントが1ボールから投じた外角低めの132キロチェンジアップにバットを伸ばし、ライト前へ運んだ。後続の犠打と内野ゴロで三進、リドルの中前適時打でホームを踏んだ。
6-0の五回無死一、二塁の好機は四球。カウント3-1から内角低めの143キロシンカーをきっちり見送って一塁へ歩いた。
ボアのこの日2本目の本塁打となる14号2ランで10-1となった六回の打席は1死一塁から空振り三振。3番手右腕、ゴメスに対し、見送った142キロシンカーと145キロシンカーをいずれもストライクと判定されて追い込まれた後、外角低めの129キロチェンジアップにバットは空を切った。