青木、日米通算2000安打達成! 本拠地ファンが総立ちで祝福
「アストロズ6-12エンゼルス」(11日、ヒューストン)
アストロズの青木宣親外野手(35)が六回に左前打を放ち、日本選手では7人目となる日米通算2000安打(日本1284安打、米国716)を達成した。この日は「9番・左翼」で出場し、4打数3安打1打点。打率を・269とした。
通算1998安打で臨んだこの日の試合。四回の第2打席で右中間適時二塁打を放って王手をかけた青木が偉業を成し遂げたのは続く六回の打席だ。
中継ぎ左腕、アルバレスに対し、カウント2-2からの5球目、外角150キロ直球を叩くと、はずんだ打球は三遊間を破って左前へ。日米14シーズン目で到達した大きな節目。チームメートのアルトゥーベはその瞬間、思わずベンチから飛び出し、本拠地のファンはスタンディングオベーションで祝福。スタンドから見守った佐知夫人も満面笑みを浮かべて拍手した。
球場全体の祝福に一塁上の青木はヘルメットを取って笑顔でこたえた。周囲を見渡しながら何度も頭を下げた後、両手を上げて手を振った。
八回の第4打席ではバットの先で右前へ落とし、今季2度目の猛打賞。メジャー717本目のヒットで日米通算2001安打とした。