ジーター氏、マーリンズ買収大ピンチ 元共同出資者のブッシュ氏がライバルグループに参入

 イチロー外野手が所属するマーリンズの買収に意欲を見せている元ヤンキースのデレク・ジーター氏が窮地に立たされた。同氏のグループから離脱した元米大統領の父と兄をもつジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事がジーター氏のライバルと目されている投資家、タッグ・ロムニー氏が率いるグループに加わったと、23日(日本時間24日)、AP通信が伝えた。

 ロムニー氏が指揮するグループにはブレーブスなどで活躍し、殿堂入りを果たしているトム・グラビン氏のほか、元アスレチックスの投手でダイヤモンドバックスのゼネラル・マネジャーの経験をもつデーブ・スチュアート氏も加わっており、一大勢力となっている。

 また、マイアミ・ヘラルド紙など複数の米メディアによると、ジーター氏は22日に米大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーとマーリンズの球団幹部と会談。同氏は2500万ドル(約27億7500万円)を出資するが、売却額と言われている13億ドル(約1443億円)に届いておらず、資金集めに苦労していると伝えられている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス