アストロズ・青木も!!投げた!!日米通じて初登板
「アストロズ4-10ヤンキース」(6月30日、ヒューストン)
アストロズの青木宣親外野手(35)が日米通じて初登板。4-10の九回に6番手でマウンドに上がり、1回を1安打2四球の3失点。日本野手のメジャー登板は2015年のマーリンズ・イチロー以来。
「もちろんびっくりした。全く違うスタジアムに見えた。実際にこういう形で巡ってきて、うれしかった」
高校以来の投手。最大の見せ場は、3点を失った後に2死走者なしでジャッジを迎えた場面。打撃主要3部門でア・リーグ1位を争う201センチの強打者だ。
「2メートル50、3メートルくらいに見えた」とひるみながらも、真っ向勝負を挑んだ。初球に空振りを奪うと、最後は最速78マイル(約126キロ)で中飛。三塁側ベンチのヤンキース・田中が「空振りを取ったのが一番びっくりした」と言うほどだった。
救援陣の疲労を軽減するために起用したヒンチ監督は「チーム本位で投げてくれた」とねぎらった。家族が観戦する中で貴重な体験を積み「緊張した。とりあえず、ほっとしている」と胸をなで下ろした。