ダルビッシュ 7失点で7敗目「打ち取った当たりが安打に…」
「レンジャーズ4-11レッドソックス」(4日、アーリントン)
11安打、7失点はともに自己ワーストに並ぶ。レンジャーズのダルビッシュは運にも見放され、今季最短の五回1死までしか持たずに黒星先行の7敗目を喫した。
「本塁打(五回の3ラン)を打たれるまでは強い打球は2本しかなかったと思う」とバニスター監督が話すように、緩いゴロが野手の間を抜け、傷口が雪だるま式に膨れあがった。エンドランなど相手ベンチの采配も的中し、エースは「打ち取った当たりが安打になり、向こうに流れが行っていた」とさばさばと振り返った。
好守連発の相手とは対照的に、二回に中堅手のゴメスが飛球の目測を誤って二塁打を許すなど、ア・リーグ東地区首位とのチーム力の差も出た形。だが「自分もいろんなミスはある」と言い訳にはしなかった。
11日のオールスター戦前に9日のエンゼルス戦でも登板予定。「真っすぐの感じとかは悪くなかったので、次も同じような状態で投げることと、毎回レベルアップできるように技術的な部分も見つめ直す」と課題を挙げた。