イチロー、代打で送りバント成功 試合前にボンズ氏と笑顔で再会

 昨季の打撃コーチだったボンズ氏(左)と再会し、笑顔を見せるイチロー(撮影・小林信行)
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 「ジャイアンツ4-5マーリンズ」(8日、サンフランシスコ)

 マーリンズのイチロー外野手(43)は九回無死二塁から代打で出場し、犠打を記録した。

 前日は出場機会のなかったイチローは、1点リードの九回無死二塁の好機に登場。敵地ファンの歓声と拍手を受けて打席に入り、中継ぎ右腕、カントスの初球、外角の146キロ直球をきっちり転がし、二塁走者を三塁へ進めた。次打者ゴードンが二ゴロに倒れ、2死三塁となった後、スタントンの打席で相手投手が暴投し、貴重な1点を追加した。

 試合前には昨季の打撃コーチで、メジャー本塁打記録保持者のバリー・ボンズ氏と再会。この日はジャイアンツの球団の殿堂入り式典に参加するため、同球場を訪れた同氏と笑顔で言葉を交わした。

 試合は、マーリンズが初回にイエリチとオズナの連続適時打で2点を先制。5人の継投で逃げ切って連勝した。

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