ダルビッシュ、球宴恒例会見で証言 今季のボール「絶対におかしい」

 3年ぶりにオールスター戦(11日開催)に選出されたレンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が10日(日本時間11日)、開催地のフロリダ州マイアミのマーリンズパークで行われた球宴恒例行事の個別会見に出席した。

 左袖に4回目の選出を意味する「4」のワッペンがついたユニホームを着て登場したダルビッシュは「最高峰の場所。その中でも選ばれた選手だけが来れる場所なので、すごく大きな意味がある」と喜びを口に。メジャー移籍した12年以降、右肘手術の影響を受けた15、16年以外すべての年で選出されていることに「運がいい、と思う。成績がいいだけじゃ選ばれない。チーム状況やチームの他のプレーヤー、いろんな兼ね合いがありますから、そういう意味でもすごくラッキーだなと思う」と話した。

 会見では、過去にないハイペースで本塁打が量産され、「飛び過ぎる」と言われている今季のボールについても言及。先日、目を閉じた状態で投手コーチから昨季と今季のボールを手渡されたことを明かし、「明らかに硬い方があったので、これが硬いですって言ったら、それが2017年だった。(他の投手も)みんな一致していた。2016年も前年から変わっていたはずなんですけど、さらに今年は飛ぶようになっているのかなって思います」。

 さらに「自分がバッティング練習していても、センターに入っちゃう。そんなこと絶対、自分の野球人生で、バッティング練習でセンターに入ることなんか全然、いやホント1回もなかった。それが今、この31の年にセンターに入るって、絶対おかしいと思います」と自身の体験からも“異変”を実感。自身の肉体の変化では?の問いに「そういう問題じゃない。ちょっと(スイングが)泳いだのに(スタンドに)入った。いや、ホントにこれはおかしい。あれは絶対にない」と苦笑交じりに話した。

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