田沢、新守護神候補!「行けと言われたら行くのが僕の仕事」マーリンズが抑えを放出

 「マーリンズ7-4レッズ」(28日、マイアミ)

 マーリンズの田沢純一投手(31)は7-3の九回に登板して1回1安打1失点。勝敗はつかなかった。

 田沢は先頭のシェブラーに甘く入った150キロ直球を右翼席2階へ運ばれ、3試合連続失点。後続の3人を無安打に抑えたが、「結局、点を取られたら意味がないので先頭からしっかりああいうピッチングができなければ」と反省。「ピッチャーっていうのは悪い方のイメージが残るので悔しいですね」と話した。

 最近1週間で中継ぎ陣の顔ぶれが大きく変わった。セットアッパーのフェルプスが20日にマリナーズへトレード。勝ちパターンで投げていたバラクローが26日に故障者リスト入り。この日の試合前にはウィットグレンの離脱が新たに発表された。

 さらに試合終了直後にマイケル・ヒル編成本部長が緊急会見を開き、15年途中から守護神を務め、通算92セーブを挙げているラモスをメッツへトレードし、マイナー有望選手2人を獲得したと発表した。

 同編成部長はラモスの代役についてあす29日にけがから復帰するベテラン右腕のジーグラーの名を挙げながらも明言はせず。レッドソックス時代にクローザー経験のある田沢に関しては「抑えができる候補者が何人かいる。チームの助けになるように正しい選択をしていきたい」と話した。

 今季の田沢は31試合に登板して1勝1敗、4ホールド、防御率5・28。開幕から精彩を欠き、5月中旬からは肋軟骨炎症のため約1カ月間、戦線を離なるなど苦しい時期もあったが、7月に入って9試合連続無失点を記録し、復調の兆しを見せている。

 新しく守護神になる可能性のある田沢は「(監督から)行けと言われたら行くのが僕の仕事。どこで投げるとか言われてるわけではないのでそれにしっかり対応できるように準備したい」と話した。

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