「マーリンズ０－１ナショナルズ」（３１日、マイアミ）

　マーリンズのイチロー外野手（４３）は八回に代打で出場し、中飛だった。守備には就かず、１打数無安打で打率を・２３３（１２９打数３０安打）とした。

　０－１の八回２死一塁。相手左腕、ゴンザレスに味方打線が無安打無得点に封じられた状況で打席に立ったイチローはカウント３－１からの５球目、真ん中の１４５キロを打って出たが、高々と上がった打球は中堅手のほぼ定位置だった。この日までの対戦打率・３４２（３８打数１３安打）と相性はよかったが、地元ファンから起こったイチロー・コールに応えることはできなかった。

　チームは九回に先頭ゴードンがゴンザレスの１０６球目を中前へはじき返してノーヒッターを阻止。スタントンが併殺打に倒れた後、イエリチが２番手左腕から二塁内野安打を放ったが、あと１本が出ず、ゼロ封負けを喫した。