マー君、粘り実らず…自身初10敗 2失点に納得の表情
「ヤンキース0-2タイガース」(2日、ニューヨーク)
6回2失点と踏ん張ったものの、黒星は自身初の2桁に伸びた。打線の援護に恵まれなかったヤンキースの田中将大投手(28)は「持ちつ持たれつだし、しょうがない。粘って投げられたことは良かった」と10敗目にも納得した表情だった。
一回無死一、二塁からアップトンの二塁打であっさり先制された。ここで「自分のできることを一つ一つやっていくしかない」と集中を切らさず、続く無死二、三塁で迎えた2012年の三冠王カブレラから三振を奪うなど、立ち上がりを最少失点でしのいだ。
二回以降は3安打で失策による1点に抑えた。雨で試合開始が約1時間半も遅れ、プレーボール後も降ったりやんだりする悪天候の中、役目を果たした。ジラルディ監督は「前回に続いて、いい投球だった」とねぎらった。