イチロー、代打で内野安打 田沢は1死も取れず3失点で3敗目
「マーリンズ4-9ジャイアンツ」(15日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(43)は七回に代打で出場し、二塁内野安打だった。守備には就かず、1打数1安打で打率を・241(145打数35安打)とし、メジャー通算安打数を3065本に伸ばした。
9日のナショナルズ戦に先発し、今季初の3安打を放った後は3試合に代打で起用されて快音のなかったイチロー。この日は2点を追う七回に先頭で打席に入った。中継ぎ右腕のメランソンにカウント1-2と追い込まれたが、5球目、外角低めに沈む130キロのカーブに合わせるようにしてバットを出すと、打球はホームベースに当たって大きく弾み、投手の頭上を越えた。二塁手が懸命に前に出て捕球したが、イチローが快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。
試合は、マーリンズの田沢が4-4の七回に3番手に登板したが、4連続安打で3点を許して1死も取れずに降板。3敗目(2勝)を喫し、チームの連勝は4で止まった。主砲のスタントンは三回に球団記録を更新する6戦連発、45号ソロを放った。