イチロー、3戦連続出番なし 球団首脳陣「体に違和感」
「フィリーズ8-9マーリンズ」(24日、フィラデルフィア)
マーリンズのイチロー外野手(43)は、出場機会がなかった。22日のフィリーズとのダブルヘッダー第1戦で決勝3ランを放った後は3試合連続で出番なしとなった。
試合後、首脳陣の1人が明かしたのはイチローの体の異変だ。「違和感があるということで大事を取って休ませた」。具体的な箇所は明らかにしなかったが、この日は試合前のルーティーンとなっているフィールドでのストレッチやキャッチボールを回避。試合中もベンチに入らず、試合終了後の勝利の列にも加わらなかった。
今季のイチローはここまで103試合に出場(先発17試合)して打率・248(149打数37安打、3本塁打)。キャンプ期間中の2月下旬に守備練習でチームメートと交錯し、右脚と腰を負傷。特に腰の治癒には長時間を要し、調整が大幅に遅れたが、5月26日以降の100打席の打率は・311と好調を維持している。
また、代打では82打席に立ち、打率・280(75打数21安打)。代打のメジャー最多安打記録まで7本としている。
翌日以降の出場に関しては、患部の状態を確認しながら決めることになりそうだ。