メッツ青木「凄さを感じる」 メジャー最年長中堅先発のイチローに感嘆の声

試合前に打撃練習を行う青木(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ13-1メッツ」(18日、マイアミ)

 メッツの青木宣親外野手(35)が「1番・右翼」で出場し、5打数3安打。2戦連続3安打で移籍後15試合の打率を・317とした。

 味方先発のハービーが初回から連打を許し、失点を重ねる苦しい展開。五回を終えて11点差をつけられる一方的な展開でも青木は必死に次の1本を出しにいった。

 プレーボール直後の打席で左前打を放ち、19戦連続出塁でメジャーの自己記録を更新すると、四球で出塁した2番レイエスとともに重盗を成功させて今季3個目の盗塁を記録。五回の左前打で3戦連続、今季17度目のマルチ安打。続く七回には右前へはじき返し、大敗したチームの中でただ一人、気を吐いた。

 9月に入ってシーズン3球団目となるメッツと契約。新天地では15試合中12試合でヒットを記録するなど好調をキープしている。「今年は基本的にバットを長く持っていたんですけど、少しバットを短く持って。それがいい方向にいっている」。3試合連続で起用された1番でしっかり結果を残した。

 マーリンズとはアストロズに在籍していた5月以来の対戦。この日はイチローとそろってスタメンで“競演”し、「一緒にプレーできるのはやっぱりうれしいですね」と笑顔を見せた。

 メジャー最年長記録を更新する43歳311日で中堅先発出場したイチローについては自軍の投手交代時に他の2人の外野手と話題になったことを明かしながら「43歳には見えないからね。普通はセンターを守れないですよ。毎日の積み重ね。ああいう動きを見ると、本当にいつも自分を律しているんだろうなと感じますよね」。さらに「こっち(メジャー)のセンターがどれだけ運動量が多いかって分かってる。それだけに(イチローさんの)凄さを感じますよ」と感嘆の声を上げていた。

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