“日本選手1番対決”イチローは九回二死から同点適時打! 青木は1安打で自己タイ20戦連続出塁
「マーリンズ5-4メッツ」(19日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(43)が「1番・左翼」で出場し、5打数1安打1打点。今季初の3戦連続スタメンで3戦連続安打とし、打率は・263。メジャー通算安打数を3079本に伸ばした。メッツの青木宣親外野手(35)は「1番・右翼」で出場し、5打数1安打。打率は・281。
6月25日のカブス戦以来、今季2度目の1番で起用されたイチローは初回の打席で遊ゴロ。カウント0-2と追い込まれた後、外角の150キロ直球にバットを伸ばしたが打球は野手の正面だった。続く三回の打席はカウント1-1から外角高めの150キロ直球を打って中飛だった。
六回の打席は2番手左腕のスモークに二ゴロ。最後の打席となった八回は4番手左腕ブレビンスのカーブを鋭く振り抜いたが、わずかにバットの芯を外して右飛だった。
1点を追う九回2死一、二塁のしびれる場面は元同僚のラモスから同点となる中前適時打。カウント1-1から高めの154キロ直球を鋭く弾き返すと、打球は遊撃手のグラブをかすめてセンターへ達した。
一方の青木は初回の打席で一ゴロ。三回に二塁内野安打を放ち、連続出塁試合をメジャー自己タイの20に伸ばした。五回は左飛、七回は右飛、九回1死二塁の好機は二ゴロだった。
試合はマーリンズが同点の延長十回にリアルミュートが17号ソロを放ってサヨナラ勝ちした。