マー君、6回2失点も黒星 左脚に打球直撃…気迫続投も無援
「ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦、アストロズ2-1ヤンキース」(13日、ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手(28)はレギュラーシーズンを含め、6度目の対戦でもアストロズに勝てなかった。「何とか試合は作れたと思うけど、作ることよりも勝つことが一番。自分が点を取られたからこうなった」と初戦黒星の責任を受け止めた。
四回につかまった。1死二塁から4番・コレアには浮いたスライダーを適時打されると、さらに2死二塁から捕手が構えたミットとは逆の外角球でグリエルに適時打を浴び「完全に僕の失投」と言うしかなかった。
ただ、六回には痛烈な打球を左脚に受けながらも続投する気迫を見せた。4連敗しなければ第5戦の先発が有力で「チームのことは信じている。また次があると思って準備するだけ」と雪辱を期した。