グリエル、ダルビッシュへの“差別行為”を謝罪「不快な思いさせたなら謝る」
「ワールドシリーズ・第3戦、アストロズ5-3ドジャース」(27日、ヒューストン)
米メディアも大きな関心を示したアストロズ・グリエルのダルビッシュへの差別行為。二回に先制ソロを放った後、ベンチに戻った同選手はマウンド上のダルビッシュに向かって両手で自身の両目尻を引っ張り、ニヤニヤしながらアジア人を揶揄するような仕草をした。
米スポーツ専門局、ESPN(電子版)によると、同選手は試合後、通訳を介して自身が取った行動は過去の対戦でダルビッシュに抑えられていたためだと釈明したという。この日までの対戦成績は7打数1安打、1三振だった同選手は「侮辱するつもりはまったくなかった。むしろ反対。私は常に(日本人や日本選手)大きな敬意を抱いているし、ダルビッシュに対しても同じ。彼はベストピッチャーの一人だと思う。もし彼に不快な思いをさせたなら謝罪する」などとコメントしたという。
また、同サイトはグリエルの行為に対して米大リーグ機構(MLB)が何らかの処分を下す可能性があるとした。