【ロサンゼルス共同】日本野球機構と米大リーグ機構が行っているポスティングシステムの改定交渉が進まず、今オフに同システムを利用してメジャーに挑戦する意思を固めている日本ハムの大谷翔平投手の移籍に支障が出かねないと、米ニューヨーク・ポスト紙(電子版)が1日に報じた。
これまで、移籍の際に大リーグ球団が日本の球団に支払う譲渡金の上限が2千万ドルに定められていたが、改定案では契約総額が1億ドル未満の場合は総額の15%とすることなどが提示されている。これに対し、大谷移籍の際には例外措置として2千万ドルを譲渡金とすべきだとの意見があり、交渉が難航しているという。