イチロー、マ軍が来季契約選択権を行使せず 「最低でも50歳まで」と現役続行に意欲

 米大リーグ、マーリンズは3日(日本時間4日)、球団側がもつイチロー外野手(44)の来季年俸200万ドル(約2億3000万円)の契約の選択権を行使しないと発表した。イチローには違約金50万ドル(約5700万円)が支払われ、フリーエージェント(FA)になる。

 今季のイチローは過去2シーズンと同様、“第4外野手”としてプレーし、メジャー17年目で自己最少となる136試合、214打席で打率・255を残した。開幕から約2カ月は打率が1割台と精彩を欠いたが、6月以降の86試合は打率3割をマークした。

 シーズン終了間際には地元メディアに通訳を介して「ここに戻らない理由がない。僕がいたい場所であることは間違いない」と残留を熱望。「最低でも50歳まで」と現役続行へ意欲を示していた。

 球団は公式戦終了後に元ヤンキースのジーター氏らオーナーグループへの売却が完了。最高経営責任者(CEO)を務めるジーター氏は10月3日の記者会見でヤンキース時代の同僚でもあったイチローについて「大好きな選手の1人」などとコメント。来季総年俸の大幅削減が伝えられている球団経営に関しては「前に進むためには時として不評を買うような決断をしなくてはいけない」と英断も辞さない構えを見せていた。

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