イチロー移籍先決定長期戦の様相…マーリンズが再契約の可能性否定

 マーリンズのヒル編成本部長が13日(日本時間14日)、イチロー外野手(44)との再契約の可能性を否定した。

 9月に球団を買収した元ヤンキースのジーター氏ら新オーナー陣は今月3日、同選手の来季200万ドル(約2億3000万円)の契約の選択権を行使しないと発表。過去2年はシーズン終了後にイチローとの契約を延長していた同編成本部長はこの日「若返りを図るチームの方針に合わなくなった」と説明。ジーター氏と2人で、本人に球団の方針を伝えたという。

 左打ちの外野手を補強課題に挙げているタイガースやオリオールズも異口同音。その一方でマリナーズのディポトGMが「交渉の窓は開いている」と古巣復帰の可能性に言及。またパドレスのプレラーGMはイチローの代理人との接触を明かしながらも「時期尚早」とした。3年前のFA時と同様、イチローの移籍先決定は長期化することが予想される。

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