ポスティング新協定発効へ 申請後、大谷との交渉解禁

 日本ハムの大谷翔平投手(23)が米大リーグに移籍するために必要なポスティングシステムの新協定が1日(日本時間2日)、電話会議で行われる大リーグ機構(MLB)のオーナー会議で承認されて発効する。発効後速やかに日本ハムは日本野球機構(NPB)へ大谷が移籍するための申請を行い、MLBが30球団に公示して、交渉が解禁される。

 大谷は11月29日に米ロサンゼルスに到着。代理人のネズ・バレロ氏と交渉の準備をしているとみられる。

 新協定では、今オフは従来通りに日本の球団が2000万ドル(約22億6000万円)を上限に譲渡金を設定し、支払う意思のある球団全てが交渉できる。交渉期間は大谷のみ特例で30日間よりも短縮され、米東部時間12月22日午後11時59分(日本時間同23日午後1時59分)まで。西武からポスティング制度での移籍を目指している牧田は従来通り、30日間交渉できる。

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