元巨人、フィリーズのキャプラー監督「それって僕が日本で成功しなかったっていう意味?」

10月に就任した、フィリーズのキャプラー監督(撮影・小林信行)
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 2005年に巨人でプレーしたフィリーズ、ゲーブ・キャプラー監督(42)が12日(日本時間13日)、フロリダ州レークブエナビスタで開催されているウインターミーティングで取材に応じた。

 メジャー全30球団の監督がそれぞれ30分の個別インタビューに応じるウインターミーティングの恒例行事。現役時代の05年に大物メジャーリーガーとして鳴り物入りで来日しながらわずか38試合、打率・153、3本塁打、6打点の成績を残して7月に帰国、退団したキャプラー監督は最後の質問で日本に関する質問を受けた。

 フィリーズの歴代監督の中には76年から81年までヤクルト、近鉄で活躍した“赤鬼”ことチャーリー・マニエルがいる。日本での通算成績は621試合、打率・303、189本塁打、491打点。本塁打王2回、打点王1回。80年には二冠を取っている。

 「あなたと彼は日本で少し違う種類の成功を収めましたが…」。そう質問を切り出した記者に対し、キャプラー監督はすかさず「それって彼は成功して僕は成功しなかったっていう意味?」。続けて「日本での経験から得たものは?」と問われ、「まず第一に自分が日本の文化を愛していることを知ることができた。球場外での経験は素晴らしいものだったが、フィールドではプレーも酷く、体の状態もよくなかった。ただし、サポート体制は充実していたので、もう一度チャンスをもらえていたら1シーズンで日本とアメリカでプレーするようなことはなかったでしょうね」と当時を振り返った。

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