前巨人マイコ、美人妻同伴し惜別会見「寂しい」 カ軍と2年17・5億円で合意
大リーグ、カージナルスと2年1550万ドル(約17億5千万円)の契約を結んだ元巨人、マイルズ・マイコラス投手(29)が13日(日本時間14日)、フロリダ州レークブエナビスタで開催中のウインターミーティングの会場で、日本報道陣の取材に応じた。
4年ぶりのメジャー復帰を目前にした興奮と、大好きな日本を離れる寂しさ。ローレン夫人を同伴し会場に姿を見せたマイコラスの心中は複雑だった。
15年に巨人に入団し、3シーズンで31勝13敗、防御率2・18。今季は自己最多の14勝5敗、防御率2・25、最多奪三振のタイトルも手に「メジャーで投げる自信が増した」と胸を張った。
カージナルスを選んだ理由を「自分が求める項目に、たくさんの印をつけることができる球団だった。キャンプ地が故郷に近い、素晴らしい首脳陣、モリーナという素晴らしい捕手もいる。とにかくチームが素晴らしい」と説明。「その一員になれることを光栄に思う」と言って笑みをこぼした。
日本での生活をサポートしてくれたローレン夫人には「彼女の存在は非常に大きかった」と感謝したマイコラス。「東京ドームで応援してくれたファンに会えなくなるのが一番寂しい」。“ジャパニーズドリーム”をつかんだ右腕がファンの熱い声援を胸に4年ぶりのメジャーの舞台に立つ。