大谷、お別れ会見翌日は孤独トレ 壁当て、マシン打撃…球拾いも自分だけで

 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が26日、千葉・鎌ケ谷の日本ハム2軍施設で自主トレを行った。前日の夕方に札幌ドームでファンへの「お別れ会見」を行い、この日は午後3時前に帰寮。トレーニング着に着替え、無人の室内練習場でトレーニングを開始した。

 普段はトレーナーが付き添うことが多いが、この日は時間が遅かったこともあって練習パートナー不在。それでも妥協することなく、ランニングの後に速度の異なる2つの打撃マシンを使い、黙々とボールを打ち返した。

 その後バットをグラブに持ち替え、約50メートル離れたネットに高々と放る“ひとり遠投”。壁当ても行い、跳ね返ってきたボールを素手で拾ってそのままアンダースローで投げ返す、バント処理を連想させる動作も繰り返した。

 球拾いも全てひとりでこなし、約1時間40分の練習を終了。報道陣に「お疲れさまでした」とあいさつし、寮へと戻った。

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