ももクロファンの田中将大 グラブからクローバーが消えた理由を明かす
米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が22日、都内でミズノブランドアンバサダー契約更新発表会を行い、グラブに刺しゅうしていた四つ葉のクローバーが消えた理由を明かした。
ミズノ製のグラブ使用契約を2018年4月1日からの複数年で更新した田中は、今まで使用してきた10年分のモデルと2018年の新モデルを前にして、「たくさん使いましたね。2013年モデルはリーグ優勝して日本一になった思い出深い年でもあるので、2013年が一番、印象に残っている」と振り返った。
11個のグラブを良く見ると、13年から15年のグラブには、四つ葉のクローバーが刺しゅうされているが、ももクロファンの田中のこだわりであることは有名な話。
ところが16年からは刺しゅうが消えている。田中は「嫌いになった訳ではありません。契約や権利の問題で…」と明かし、関係者によればクローバーの形が商標登録などの複雑な権利事情があり、3年間で消えることになったという。
それでもマー君のこだわりはグラブの各所に見られ、手のひら部分には、2007年のプロ入り1年目は「気持ち 忍耐」の刺しゅう文字が、新モデルには「氣持ち」の文字が刺しゅうされている。
「その年に感じたことや思ったことを意見して、調整したり修正したりしている」といい、カラーについては「米国に渡ってからはチームカラーに合ったグラブが好ましいと思っています。プロ入り1年目から黄色を使っていた理由は高校時代にいい思いをしたから」と話していた。