米球宴タイブレーク導入か 選手会の反対はない見通し
米大リーグ機構(MLB)が選手会に対し、今年のオールスター戦で延長十一回以降は無死二塁から始めるタイブレークを導入することを提案していたと1月30日、AP通信が報じた。MLBの試合短縮策の一つで、故障を防ぐことにもなるため選手会の反対はない見通しとしている。
AP通信によると、オープン戦でも十回からタイブレークを採用する案が示されているが、公式戦は従来通りという。マイナーリーグの一部では昨季、十回無死二塁でのタイブレークが試験的に導入されている。
大リーグのオールスター戦は基本的に決着がつくまで行われてきたが、2002年、投手が残っていないことから十一回、7-7の引き分けで打ち切られたため観客席から大ブーイングが起こり、米メディアも批判した。