ヤンキース、レンジャーズからスーパーボウル制覇QB獲得
米大リーグ、ヤンキースは7日(日本時間8日)、レンジャーズとのトレードでラッセル・ウィルソン内野手(29)を獲得したことを発表した。同内野手はNFLのシアトル・シーホークスに所属するエースQBで13-14シーズンにはスーパーボウルを制している。
ノースカロライナ州立大時代に野球とフットボールの二刀流選手として活躍したウィルソンは10年ドラフトでロッキーズから4巡目で指名されて入団。10年はルーキーリーグ、11年は1Aで二塁手として計93試合に出場し、打率・229、5本塁打、26打点をマーク。脚力を生かし、8三塁打、19盗塁も記録した。
“本職”のフットボールでは12年ドラフトでシーホークスから3巡目指名を受け、ロッキーズに籍を置いたまま、プロ入り。1年目に新人最多タイとなる26タッチダウン(TD)パスを記録すると、翌13年には球団史上初のSボウル制覇に貢献。14年は連覇こそ逃したが、2年連続でチームをSボウルへ導いている。6年目の昨季はリーグ最多の34TDパスをマークしている。
シーホークス入団後は野球での公式戦出場はないが、13年のルール5ドラフトにより移籍したレンジャーズでは14年と15年の春季キャンプに参加。ヤンキースの発表によると、3月にメジャーキャンプに参加するという。