球場騒然!エンゼルス・大谷が古巣キャンプ電撃訪問 栗山監督 万感の惜別エール

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が11日(日本時間12日)、アリゾナ州スコッツデールにある古巣・日本ハムの1軍キャンプ施設を電撃訪問した。久々に言葉を交わした栗山英樹監督(56)からは“惜別のエール”を送られた。13日にはバッテリー組の一員として集合し、翌日からキャンプに臨む。

 突然の登場に球場内は大パニックだ。騒然とするファンや報道陣が熱視線を送る中、大谷が最初に向かった先は栗山監督。「みんな顔黒いですね」「この施設、素晴らしいですね」…。たわいもない会話を交わし、自然と笑顔があふれた。

 “わが子”が世界に羽ばたいていく現実を改めて感じ、指揮官は感慨深い気持ちになった。「完全にこれで離れていくわけで」。高卒でメジャー挑戦を表明していた青年を交渉の席で引き留め、日本ハム入団後は二人三脚で投打二刀流の道を模索。かけがえのない時間を今、再び思い出す。ラストメッセージは激励の言葉だった。

 「彼の愛される感じはどこでも一緒。ケガなく好きな野球を思いっ切りやってもらいたい。そんなに簡単にはいかないと思うけど、確実にそれを越えていけると信じている」

 さあ、世界を驚かせるプレーを見せてくれ!古巣は自慢げに、その姿を見守っている。

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