大谷翔平、米国デビュー戦は投手で エ軍指揮官が明言 23日からオープン戦スタート

 メジャーでの二刀流実現を目指す大谷翔平投手(23)についてエンゼルスのマイク・ソーシア監督は17日(日本時間18日)、23日(同24日)から始まるオープン戦は投手としてデビューすることを明らかにした。

 指揮官は大谷の登板日に関しては「他の投手たちの状態を確認したうえで2、3日中に発表する」と明言を避けたが、「スケジュールどおりに進めば、打者よりも先に投手として出場する」と、改めて投手優先で調整を進めていく方針を口にした。

 チームは前夜、昨季の正一塁手、クローンをレイズへトレード。一夜明けたこの日は、ベテラン外野手のヤングと1年契約を結び、空いたメジャー40枠を埋めた。また、16年本塁打王のカーター内野手とマイナー契約で合意したことも発表した。

 ソーシア監督はこの日、「先発6人制を継続できれば、控え野手は3人になる」と今季のチーム構成について言及。大谷が4人目のベンチ要員になることを示唆した。大谷は先発の合間に指名打者として出場するため、過去2年は指名打者だった38歳のベテラン、プホルスをかつての守備位置の一塁へ復帰させる方針。オフに正三塁手として獲得したコザートは二塁、遊撃のバックアップとしても考えており、米メディアが昨季は三塁手だったバルブエナをプホルスの控えとして起用する考えがあると伝えるなど、二刀流実現に向けたチーム作りは着々と進んでいる。

 この日の大谷は、前日に投手陣でただ一人、フリー打撃に登板したため、個別メニューで調整。フィールドには出ず、室内でストレッチや俊敏性強化などを行った。トレーニング後はキャンプ施設の出入り口で待ち続けたファンに約5分間、サインしてから帰宅の途に就いた。

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