大谷、オープン戦は投手から ソーシア監督が明言「先に投手」
「エンゼルス春季キャンプ」(18日、テンピ)
投打の二刀流に挑戦するエンゼルスの大谷翔平投手(23)が投手で米国デビューすることが決まった。ソーシア監督が23日(日本時間24日)から始まるオープン戦での起用法について言及し「打者よりも先に投手として出場する」と明かした。
実戦初登板の日は「投手陣全体の状態を確認した上で2、3日中には発表したい」としたが、常々口にしている「投手優先の調整」の方針にブレはない。
エ軍は前日に一塁手のクローンをレイズへ放出。この日はベテラン外野手のヤングと1年契約で合意。指揮官は「先発6人制を維持できれば、控え野手は3人」と明言し、大谷が4人目のベンチ要員になることを示唆。選手構成の方向性も見え始めている。
前日は投手陣でただ一人、フリー打撃に登板した大谷はこの日、室内でストレッチなどの別メニューで調整。練習後は施設出入り口で待つファンのために5分間の“即席サイン会”を行った。19日(同20日)は野手がキャンプイン。いよいよチームが本格的に動き始める。