大谷効果だ!先発で敵地会場格上げ 無観客試合が観戦可能に

プルペンに入る前にキャッチボールをする大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス春季キャンプ」(2月28日、テンピ」

 エンゼルスは大谷翔平投手(23)が2日(日本時間3日)のブルワーズとの練習試合に先発すると正式発表した。二刀流を実現させるための先発6人制を見据え、実戦初登板となった2月24日のブルワーズとのオープン戦から中5日での先発となる。

 大谷が先発するのは「Bゲーム」と呼ばれるマイナー選手主体の試合。当初はキャンプ地のメイン球場に隣接する練習場で試合が行われる予定だったが、主催者側のブルワーズは本球場のメリーベール・ベースボール・パークで開催することを決定した。

 当日は午後1時5分(同3日午前5時5分)からメジャーチームのブルワーズ対マリナーズ戦が行われるため、大谷が先発する試合は午前10時(同日午前2時)開始で試合時間は2時間15分に制限。出場するのはマイナー選手主体とあってか、一時は無観客試合になると発表されたが、開門時間を午前9時半に変更。午後の試合のチケットを購入すれば、朝の試合も観戦できるようになった。

 ファンへの配慮、大谷へのリスペクトとも取れる敵軍の粋な計らい。ロサンゼルス・タイムズの記者はツイッターで一連の変更を「オオタニ効果」とつぶやいた。

 エンゼルスのソーシア監督によると、次回先発は3イニング、45球を投げる予定。この日の大谷はウォームアップとキャッチボールを行った後、ブルペンで変化球を交えて34球を投げた。フリー打撃は行わず、軽めのメニューで2日後の先発に向けて調整した。

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