大谷、次回先発へ調整34球 “フィーバー”で急きょ球場変更も

 「エンゼルス春季キャンプ」(28日、テンピ)

 左足を小さく2度上下させてから投げ込んだ。エンゼルスの大谷翔平投手(23)が2段モーションのような動作を見せたのはキャッチボール時だ。

 今キャンプ2度目の先発となる2日(日本時間3日)、ブルワーズとの練習試合。二刀流実現に向けて中5日で調整する右腕が、軸足の右足への重心を意識するような動きを何度も繰り返した。

 ブルペンでは変化球を交えて34球。先発初登板となった2月24日は二回途中2失点。DHで出場した同27日の試合後、大谷は「まず実戦レベルでボールとマウンドに対応していくこと、自分の状態を上げていくことが一番」と次回への課題を挙げた。この日の練習を見守ったナギー投手コーチは「しっかり投げていた。マウンドの傾斜にも慣れてきてるし、投げるたびに良くなっている」と話した。

 2日は敵地で3回、45球を予定。マイナー選手主体の練習試合はサブ球場を使用することが多いが、ブ軍はファンが観戦可能なメイン球場に変更した。あらためて大谷への注目度の高さを証明した。

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