ダルビッシュ2四球2暴投2回1失点 古巣ドジャース相手に移籍後初登板
「オープン戦、カブス9-5ドジャース」(6日、メサ)
カブスのダルビッシュ有投手(31)はアリゾナ州メサで行われた、昨季所属したドジャース戦に移籍後初登板し、2回を無安打1失点で勝ち投手になった。
立ち上がりに2四球2暴投で制球を乱したが、二回以降は修正して主力中心の古巣を相手に4三振を奪った。体調不良のため1日の登板を回避していたダルビッシュは「試合に投げられたことが良かった」と移籍後初登板を淡々と振り返った。
左足を上げ、ためをつくって投げる新たなフォームを試した。3日の投球練習では手応えを感じていたが、先頭を歩かせたことをきっかけに一回に失点。スムーズに足を下ろすように戻して三者凡退に抑えた二回に対し「チームの(守る)時間もかかり過ぎるし、自分の考える時間があり過ぎる」と問題点を挙げ、早くも新フォームとは決別した。