イチロー、大谷との対決は「僕もピッチャーで」 二刀流の23歳を「世界一の才能」
マーリンズからFAとなったイチロー外野手(44)が7日(日本時間8日)、マリナーズと1年75万ドル(約8000万円)プラス出来高125万ドル(約1億3000万円)で正式合意した。アリゾナ州ピオリアにある球団のキャンプ施設で臨んだ入団会見では、エンゼルスでメジャー1年目を迎えようとしている大谷についても言及した。
何度もプライベートで会っており、昨年12月に大谷がエンゼルスと合意した際もメッセージを交換。21歳の年齢差を「親子と言ってもおかしくない」としながら、「メンタルとしては僕が子供で、彼が親、という感じ」と話し笑いを誘った。
マリナーズとエンゼルスは同じア・リーグ西地区に所属。オープン戦では17日と19日に対戦し、公式戦では5月3~5日の3連戦をはじめ、計19試合が予定されている。
「まだ翔平がプレーしているところを実際に見たことがないので、まず見てみたい。誰が見ても世界一の才能と言ってもいいとよく聞きますし、実際に見たことはないんですけど、僕もそう思います」と言い切ったイチロー。さらに「そんな選手と対戦することっていうのは野球の醍醐味(だいごみ)の一つだと思う。必ず実現させられると思うし、できれば僕もピッチャーで対戦したいなと思う」と話し、再び会見場を沸かせた。