エンゼルス・大谷 きゃりーの曲効果?5戦ぶり快音 初安打から12打席目
「オープン戦、エンゼルス4-3レンジャーズ」(11日、テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手(23)に、久々に快音が聞かれた。二回に鋭いスイングで、狭い一、二塁間を抜き「いいところに飛んでくれたので良かった」と5試合ぶりの安打を振り返った。
野手デビューした2月26日の初安打から11打席連続で無安打だった。親子ほど年の離れた44歳の右腕コローンの球筋をじっくり見極め、5球目に初めてバットを振り、きっちり捉えた。
23歳の大谷と同じようにマイナー契約の招待選手でメジャーキャンプに参加しているコローンが「速球を内角に投げようと思ったが、中に入った」と言うように、失投を見逃さなかった。その後の2打席は空振り三振などで続かなかったが、ひとまず好結果を出した。
この日は大谷が打席に入るときに限り、前日の練習と同様に歌手きゃりーぱみゅぱみゅの曲が流れた。由来は「話すと長いです。ただ(周囲に)いじられているだけなので」と多くは語らない。一方でオープン戦初のフル出場となり、試合後は笑顔でハイタッチを交わしていた。